J O E N A K A M U R A B L O G

長い一日

昨日は一日色んな事があった。

朝、9時50分頃目を覚ます。
早くの仕事は無かったのでゆっくり休んでいても良かったのだが
行きたかったが残念ながらソールドアウトとなっていた、とある映画イベントの追加チケットが朝10時よりネットで発売されると言うのを見て「じゃチケット争奪戦に挑戦しようじゃないか」と何とか眠い目をこすってベットから起きたという経緯。

ノートPCをおもむろに立ち上げ、目当てのウェブページにアクセスするが、何度見ても「只今混雑しています。しばらくたてから再度アクセスください。」の表示の繰り返し。
40分近く粘ってみたが、気がつけばソールドアウト。
駄目もとと思っていたものの、どーんと諦め感が肩を重くする。

朝食兼昼食で蕎麦を食った後、「クヨクヨしてても仕方ない!」と気分を切り替え
(こういった気持ちの切り替えが早いのは我ながら良い性分だなぁと思う。)
今日は夜21時半頃から生業の会社で仕事があるのでその前に映画を観よう、と
ネットで「インセプション」の18時からのチケットを購入。
見たかった映画なのでワクワクしてくる。

出かけるまでに野暮用を済まそうと、自転車で近所に出かける。
クリーニング屋に汗臭い服を投げ込み、督促の来ていた入金を済ませ図書館に向かう。
ネット予約で取り置きして貰っていた面白そうな小説の数々をバッグに詰め帰路へ。

大きな屋根のある長い商店街に入り自転車屋の前を通る。
其処は割と大きな自転車屋で、当初は1階のみの店舗だったが何時の間にか2階も店舗となり
なかなかカッコイイ自転車を幾つも扱うようになっていた。
店頭には「ご自由にお使いください」と張り紙の貼られた電動空気入れが置いてある。
「そういえば前輪の空気抜けてたな」と思い立ち止まり空気を入れる事にする。
シューッと勢いよく空気がタイヤに流れこみ、左手でタイヤをもみながらパンパンになるまで空気をいれる。
「よし、あとはとりあえず帰るだけ」と自転車を押しながら商店街へ歩き出し少しした瞬間、
「バン!!」
と銃声のような爆音が鳴り響く。
何の音かわからず辺りを見回すと商店街を歩く人々が一斉に自分の事を怪訝そうに見ている。
「?」
俺はゆっくり視線を落とすと、自転車の前輪のゴムがベッコリとだらしなく地面に広がっている。
そう、空気の入れ過ぎで前輪のチューブが破裂したのだ。
以前この店で自転車を診てもらった時に“車輪がチューブも外側もやばいですよ”と言われていたのを急に思い出した。
しかし時すでに遅し。
あっけにとられる人たちと目を合わせぬようソソクサと自転車屋へ引き返す赤面の自分。

店員に前輪のチューブとタイヤの交換と、ついでに気になっていた後輪のブレーキパッドの交換を依頼し
(ああ、さっきの音の…パンクですね、と苦笑いされた)出来上がったたら電話をくれるようお願いをする。
現在は14時。16時半には修理できるだろうとの事。
「それなら映画にも間に合うな」とホっと息を撫で下ろす。家から映画館までは自転車で大よそ35分くらいだ。問題なし。
歩いてスーパーに寄って素麺をまとめ買いしながら14時半頃に家に戻る。

家でポリポリ煎餅を食べていた16時過ぎ、携帯が鳴る。自転車屋からだ。
「はい」
「修理の件ですが…」
嫌な予感。

話を要約するとこうだ。
ブレーキパッドの交換の為、後輪を外してみると車軸が折れてしまっていたらしい。
車輪ごと交換すると一万円はかかるとのこと。トータル二万近くになってしまう。
前輪の車軸も大分痛んでいて、さらにはボディ自体のフレームも歪んでいるらしい。
乗り始めて5年くらい。ほとんど毎日乗りまわし、酔った勢いで何度も投げつけられたこの自転車。
修理するたび「そろそろヤバイですねぇ」と言われていたのをダマシだまし乗っていたのだから
「ああ、ついに来たか…」と驚きもしなかったのだが、いざ言われてみるとショックは大きい。
「とりあえず急場しのぎで車輪交換はなし、って出来ないですかね?」
と尋ねると、それだと修理しても1ヶ月くらいしかモタナイらしい。
わかった、これもいい機会だ、と頭を切り替え「じゃ買い替えます。修理ストップしてください。そちらにすぐ伺います。」と返事。
急いで自転車屋へ向かう。


自転車屋に到着後、速攻で車体を物色。
以前に見に来て大体のものは見ていたので、その中から幾つか選び店員と話をし、青い自転車に約10分で即決。
さぁて乗って帰ろうかと思いきや
「調整があるますので早くてもお渡しが18時半になります。」とのこと。
それでは18時の映画に間に合わないではないか。(電車で行く、という考えがその時はすでに消失していたのです)
「出かけなければいけないので何とか17時半にあげてもらえないでしょうか…」
店員に何度も頭を下げ、なんとか17時半位までには…という約束をとりつけ一度帰宅。その時すでに16時45分。
犬達の散歩をすませ、出かけ支度。その時17時15分。

自転車屋そばに着くころ電話が鳴る。「お待たせしました。用意できました!」
17時半ちょっと過ぎに店に滑り込み、諸々手続き。店員の説明も半分に聞いていざ映画館へ出発。時刻はすでに17時45分。
「まぁ予告とかあるから18時15分くらいに着けば、本編から観れるだろう」と自分をなだめぺダルを漕ぐ。
速い!いままでのマウンテンバイクからロードバイクに変わったせいか、ともかく速い。嬉しくなる。
のだが、いかんせん乗りなれない自分はなかなか恐くてスピードが出せない。
「早く行かなくちゃ!」と「うまく乗りこなせない!」という言葉が反復して頭の中でドッジボールをする。

結局映画館に到着したのは18時20分過ぎ。
自転車の駐輪に手間取りながら、急いでエスカレーターを駆け上る。
スクリーンに飛び込むと既に本編が上映中。当たり前だ。
席には着かずに取り急ぎ入口脇でデュカプリオが喋っているスクリーンを見つめる。
自分の予約席はど真ん中で、ともかく入りづらい雰囲気が座席を支配している。
一度外に出て店員に「もう始まってどの位ですか?」と尋ねると、もう15分は過ぎてるとのこと。
映画を途中から観る、と言う事にひどく嫌悪感のある自分にとって(テレビとかでながら見はいいんだけど)
その言葉は銃弾のように頭に響いた。
「ああ、駄目じゃん…」

だって始まってすぐに伏線が貼られてたらアウト(伏線があるか実際には知らないけど)。
そこを見逃したまま2時間見終えるのと、見逃さない状態とでは映画の内容の意味すら変わってしまう。
(再度言うけど、そういった伏線があるかないかは全然知りません)
前払いした料金(ネット予約の為カードの引き落とし)がもったいなくもあるが、どうにも最初が欠けた状態で映画を見る事に妥協点を見いだせす、急激に見る気が失せた俺は映画館を後にした。もったいないが仕方ない。

時刻は18時45分頃。生業作業にはまだまだ時間があり、一度家に帰るのは億劫だ。
何か違う映画を見ようと、またもや頭を高速に切り替え、携帯で近くの映画館の情報を漁る。
悩み悩んだ末、19時20分からの「プレデターズ」を見る事に決め(見たかったのだ)映画館へ自転車を走らす。
チケットを買った後、近場で牛丼を食し入場。汗だくの体をシートにうずめる。
勢いで観た「プレデターズ」だったが、とても面白かった。
小さい頃みた、いわゆる王道のB級「SF映画」。
そうそう期待していたわけでは無かった分余計に楽しめたのかもしれない。
主演のエイドリアン・ブロディ、「戦場のピアニスト」でアカデミーを受賞しながらも、こういった作品にも出るのが好感持てる。愛すべきでか鼻男。
映画館を出て、停めていた自転車がちゃんとある事を確認しホっとする。
(自転車屋から新品は良く盗まれる、と話を聞いていたからだ)
今日は色々なドンデン返しがあったから盗まれていても不思議じゃない。
時刻は21時20分。
新宿はお祭りがあったようで大賑わい。
人の合間を縫って青い自転車にまたがり生業の会社へ。(前は赤い自転車だった)
少し走り方に慣れた自転車がびっくりするくらい軽い足取りで滑りだす。


生業を終え、帰路に向かったのが深夜1時過ぎ。
色々あったけど面白い一日だった。

f0105810_18495078.jpg

[PR]
by joenakamura | 2010-08-01 15:57 | 生活 | Comments(0)