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The Girl with the Dragon Tattoo

先日、現在続編が日本でも上映中のスウェーデン映画「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」をDVDで鑑賞した。
本国では、「読まないと職場で話題に付いていけない」といわれるほどの大ヒットを起こした推理小説の映画版。
原作者スティーグ・ラーソンにとっての処女作であり三部構成で綴られたこの作品はその大ヒットをうけ映画化が決定したが、当の作者のラーソンは一冊目の出版も映画化も知らずに心筋梗塞で急死したという。

雑誌「ミレニアム」の敏腕記者ミカエルと、パンク(というよりはゴス)な服を身を包んだピアスだらけのリスベットという天才女性ハッカーがとある事件を解明していく物語。

見終わってみて確かにとても面白くハリウッドでリメイクされるのもうなずけたが、筋書きにちょっと矛盾を感じたり、ご都合主義的だったりして「大傑作というよりは小粒なB級サスペンスかな」という印象。(原作は未読なのであくまで映画での印象。)しかしながら強烈なキャラクターのリズベットは映画史に残る魅力的な人物で、物語うんぬんよりも彼女を見るだけでも充分に価値がある作品だと思った。

リズベット役のノオミ・ラパスの演技は素晴らしく、目を覆うような暴力的なシーンがあるのだが、それすらもリズベットの重要な魅力の一つとして文句なしに堂々と演じていた。
本当に後味の悪いシーンだが、あのシーンが有るとないとではリズベットの印象は随分と変わったことだろう。(ちなみにこのノオミ・ラパス、インタビュー映像での普段の姿からはゴシックパンクのリズベットからは想像もつかない大人しそうな女性だった。)
彼女は「シャーロックホームズ2」でハリウッドデビューを果たすそうだ。

続編は「火と戯れる女」「眠れる女と狂卓の騎士」の2本。まさに今公開中。見に行こうかなぁ。
その前に原作読んだ方がいいのかな。

ちなみにハリウッドリメイク版は2011年末に公開予定。
監督はデヴィッド・フィンチャー(「セブン」「ファイト・クラブ」「ベンジャミン・バトン数奇な人生」)
主演はダニエル・クレイグ(007シリーズ)、ルーニー・マーラ(リメイク版「エルム街の悪夢」)

フィンチャー監督ならちょっと楽しみ。


オリジナル予告編

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by joenakamura | 2010-10-14 23:37 | 映画 | Comments(0)