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2001年

無料で映画が見られるサイト「GYAO」で「2001年宇宙の旅」が公開されていたので、何度目かわからないが改めて見てみる。
この「2001年」、子供の頃の大晦日といえば深夜これか「猿の惑星」放送されていて、子供心にみて猛烈に恐ろしかったのを思い出す。

1968年に作られた今作、相変わらず全く色褪せない。
ヒリヒリして難解で美しい。
まっすぐでいて決して辿り着かない道のようなロマンチックさと不安さ、そして希望が満ち溢れてる。
あ、それって人生ってことか。

もともとはわかりやすいナレーションやインタビューがつく予定だったらしいが、監督キューブリックが全てカットしてしまったらしい。おかげで観るたびに想像力が膨み、ここまでの名作になったのだろう。
リドリー・スコット監督の名作「ブレードランナー」は、もともとはナレーションがなかったのだが、試写での受けをみて公開時にハリソン・フォードのヴォイス・オーバーによるナレーションが追加されたそうだ。以後ディレクターズカット版ではナレーションはカットされた。スコットもキューブリックを意識して本来はそうしたかったのではと想像すると感慨深い。(「ブレードランナー」の公開時のラストシーンにはキューブリックの「シャイニング」でのアウトテイクの映像が使われている)

ネタ切れのハリウッドがリメイクなんてしない事を祈りつつ。
今が2010年なんて嘘みたいだ。


暴走したHAL9000のマザーボードを抜いていくシーン。名シーン。

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by joenakamura | 2010-10-30 00:41 | 映画 | Comments(0)