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ロボコップ像

アメリカ、デトロイトに映画「ロボコップ」の銅像を立てようという運動があるらしい。
情報元:http://www.cinematoday.jp/page/N0030456

デトロイト市長には軽く「建てる予定が無い」といなされてしまいましたが、現在有志が集いウェブサイトにて銅像建設の為の資金を集めているそうです。
http://www.kickstarter.com/projects/imaginationstation/detroit-needs-a-statue-of-robocop

フィアデルフイアにはロッキーの像、日本でも鳥取には鬼太郎ストリート、亀有には両さん像なんかがあるくらいだから、こういった銅像建設は観光客誘致として今更驚く事もない事だけれど、熱狂的なファンは多くても決して一般向けとは言いがたいこの「ロボコップ」。さすがに作られるかは微妙な感じもします。(同じSFヒーローでもターミネーターとかならわかる気もします)あ、でもアメリカではテレビシリーズやコミックにもなったくらいだからもっと知名度が高いのかもしれませんが。
ロボファンの自分としては是非建造してもらいたいところですが、その際にはロボの横にはED-209も建造してもらいたいものです。



「ロボコップ」は、1987年に公開されたアメリカ映画で、監督は「氷の微笑」「スターシップ・トゥルーパーズ 」などで著名なオランダ人のポール・バーホーベン。独特のヴァイオレンス演出が光る好きな監督です。
ストーリーは、近未来のデトロイトを舞台に、民営企業となった「警察」に導入されたロボット警官の活躍を描く、、、
と、こう書いてみると子供向けの漫画のような物語ですが、リアルでダークでブラックな世界観に随分と自分は当時、衝撃をうけたものです。(現在多く作られるアメコミ原作のヒーロー映画は、今作のリアルな演出に多大に影響を受けていると僕は思っています。)

何より、死んだ警官を元に作られた「ロボコップ」はあくまで「蘇生」した訳ではなく、単に「死体の状態での細胞死を迎えていない新鮮な生体部分を、ロボットの部品として利用されている存在に過ぎない」という(ウィキペディアより引用)サイバーパンクな設定は、生物の「生死」という概念を考えさせられ、深い切なさを感じずにはいられませんでした。
生体的には「死んでいる」状態なのに、時折フラッシュバックする生前の記憶を頼りに「自分は生きているのか、死んでいるのか、ロボットなのか、人間なのか」を思い悩む主人公の悲哀を無表情に演じるピーター・ウィアー。名演でありました。
(頭をつるつるにしたロボの姿は滑稽ではありますが、それがまた泣けるのです)
ピーター・ウィアーはその後、クローネンバーグ監督の「裸のランチ」などにも主演していましたが、近年は目立った映画での活躍がないので残念なところです。

と自分的には大傑作なこの「ロボコップ」、シリーズ化された「2」以降はすっかり普通の「サイボーグヒーロー」になってしまい、あまり惹かれないのが正直な所。
近年「レスラー」「ブラックスワン」の監督ダーレン・アロノフスキーがリメイクを考えていると語り、もしこれが実現すれば狂喜するところですが。。。(実際何度もリメイクの話は出ているのですが頓挫しているので実現は難しそうです。)


「ロボコップ」の正に日本のアニメから抜け出したような容姿は、日本のテレビ番組「宇宙刑事ギャバン」から影響を受けたそうです。まぁまんまですねw
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長々熱くなってすみません。。
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by joenakamura | 2011-02-18 13:21 | 映画 | Comments(0)