J O E N A K A M U R A B L O G

TOM FORD

昨夜DVDで映画鑑賞。
グッチやイヴ・サンローランのクリエイティヴ・ディレクターを経て、今は自身の名のブランドを展開するファッション・デザイナーのトム・フォードの初監督作品「シングル・マン」。
原作はゲイ作家として著名なクリストファー・イシャーウッドの60年代の作品。

大学教授をつとめるジョージは16年付き合った恋人ジムを事故で失ってしまう。
時間が経っても心の穴を埋められないと気づいた彼は死を決意する。その1日を描いたもの。

デザイナーが撮った映画という事で「また何か雰囲気お洒落映画なんじゃないか?」と斜に構えていたのですが、いやいや丁寧に作られたなかなかの傑作でした。

計算されたザラついた彩度の低い映像が、徐々に艶やかさを増してくる演出。
美しく徹底されたアーリー60sの舞台。

主演は先のアカデミー賞で数多くの賞を受賞した「英国王のスピーチ」に主演していたコリン・ファーズ。
老いを感じ始めたゲイの大学教授を嫌みなく演じていて素晴らしかった。
何というか彼が演じた事で、生々しいながらも嫌みにならなず、同性愛の世界が受け入れられたように思います。
淡々としながらも希望と悲哀に満ちた作品でした。

しかしジョージの乗る愛車ベンツ220sがとても美しかったなぁ。
ジョージのかけているウエリントンタイプの眼鏡がカッコ良くて調べてみたら、トム・フォードのブランドで販売してましたが、ほぼほぼ完売だそうです。ま、4万円近くもするんで見つけてもなかなか買えませんが。。。


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by joenakamura | 2011-05-18 22:05 | 映画 | Comments(0)