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もつ焼き屋

生業後、近所のもつ焼き屋で夕食。
安価で嬉しいこのお店はそこそこ広い店を夫婦2人だけで切り盛りしている。
けっして綺麗とは言えない店ながらも居心地がいい。
女性一人で来ている人もいる事から店主の人柄も偲ばれる。

こういった店に来ると昔頻繁に通った代々木の飲み屋を思い出す。
昼間は定食屋なのだが、夜になると年老いた夫婦に店主がチェンジし、だいたい夜8時半から店が開き12時過ぎには閉まってしまうという短い営業時間ながら、小さなカウンターはいつもでも満席のぼろい店。
店の常連客は、近所の人から自称社長など年も職業もバラバラだったが皆気さくでいい人達で、当時70年代風の独特な風貌の自分でもすぐに受け入れてくれた。
初めはハッピーズの練習後に訪れたのだが、後には彼女と頻繁に通うようになり、週に一度は足を運んでいたように思う。
薄汚れた店内はモウモウと立ち上るもつ焼きの煙と愛嬌のある丸顔で熱烈な巨人ファンのマスターの笑い声であふれていて、皆このマスターに会いに来ているといっても過言ではなかった。事実、ツマミはろくなモノがなかった。もつ焼きはガスで焼いているから周りだけは焦げているものの中は赤々と血がしたたってる事もよくあった。
しかしママの作るもつ煮込みや塩辛は素朴で美味しくて来店すると必ず注文した。
「ごめん、今日煮込み終わっちゃった」と言われると随分がっかりしたのを思い出す。

10年以上前にママの体の調子が悪いと言うことで惜しまれながら閉店してしまったこの店。
今でも「あの店のような店、どこかにないかな」と飲み屋街を歩くと思ってしまうが、未だ見つかっていない。


もつ焼き屋を出て、ほろ酔いで帰宅し、再度飲みながらDVD鑑賞。
「ハングオーバー」という、ラスベガスで酔っ払って記憶をなくした3人組の珍道中を描いたアメリカのコメディ映画。近く続編も公開予定だ。
馬鹿馬鹿しい内容にクスクス笑いながら観終えたはずなのだが、気がついたら床でぐっすり眠っていて、朝6時頃目が覚めると映画の後半はほとんど覚えていなかった。
まぁこれもこの映画の正しい見方なんだろう、と酒の残る頭をふってベッドへ移動。なんとか1時間半ほど眠りなおした。何か夢を見たようだがまた思い出せず。
無くなった記憶はどこに保管されてるんだろうか。
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by joenakamura | 2011-06-16 16:23 | 生活 | Comments(0)