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階層社会

自転車並みの歩みの台風はちょっと向きを変えたようで、大荒れという予想とは裏腹に雨が少し降っただけの東京。
おかげで気温が下がり過ごしやすく今夜はよく眠れそうです。
まだ明日は天気が荒れそうな気配なので自転車移動は難しいかな。

昨夜は「キックアス」や、先日鑑賞し大変面白かった「X-MENファースト・ジェネレーション」を手がけたマシュー・ヴォーン監督の処女作「レイヤー・ケーキ(」(2005年作、タイトルの意味は「階層社会」)をDVDで鑑賞しました。
主演は、まだ“ジェームズ・ボント”を演じる前のダニエル・クレイグ。
イギリスを舞台に、麻薬ディーラーが巻き込まれる、ドンデン返しにつぐドンデン返しのクライム・ムービー。と書いて思い出すのが「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」や「スナッチ」のガイ・リッチー監督(マドンナの元旦那)の作品。(そもそもマシュー・ヴォーンはガイ・リッチー作品のプロデューサーをしていたそうです)
「ガイ作品とは違うユーモラスな部分を排除したテイストを出したかった」とインタビューでヴォーン氏は答えていましたが、ガイの影響は各所にみられ(そもそもそういったテイストの物語が好きなのかもしれません)、+初監督のせいか影響を受けたであろう部分も見受けられ、些か食傷気味にもなり不完全燃焼な気分にもなりましたが、それに余って新鮮な演出もあり、加え主演のダニエルの真面目な演技が良く飽きずに楽しめました。面白かったです。

今作、当初はガイ・リッチーが監督で、諸事情で彼が降板した後ヴォーン氏が引き継いだという事なので、作風が「ガイリッチー的」なのは致し方ないのでしょうが、もっと徹底的にクールなタッチでも良かったかも、と自分は思ったりしました。(最新作の「X-MEN」ではそういった不満な点が解消されていて良かったです。)
まぁイギリス映画好きの自分としてはコックニー訛りを聞けるだけでも充分楽しいのですが。




クールなクライムムービーで今期待しているのが、最高のヴァンパイア映画「ぼくのエリ」で話題をさらったトーマス・アルフレッドソン監督が、ゲーリー・オールドマンを主演に制作し今秋公開予定の「Tinker, Tailor, Soldier, Spy」です。
予告編の硬派な感じに既にゾクゾクっときます。共演にコリン・ファースがいるのも更に興味をそそります。


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by joenakamura | 2011-07-20 23:33 | 映画 | Comments(2)
Commented by ETCマンツーマン英会話 at 2013-09-05 15:12 x
コックニー訛りが楽しめる映画を探していました。「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」、「スナッチ」はどちらとも大満足。「レイヤー・ケーキ」も興味を持ちました。観てみます。それにしても、コックニーというキーワードで映画を探すと、残忍なシーンが満載のクライム映画が多いので、観ていて少々落ち込みがちになるのが悩みの種です。言葉はそれ以上の何かを含有しているのでしょうね。
Commented by joenakamura at 2013-09-25 02:16
遅いレス失礼します。
ガイ・リッチーの影響か(まぁそもそもは世界的にタランティーノが発端なのでしょうが)バイオレンスな作風のイギリス映画は多いですよね。
ほかにイギリス映画ではマイク・リーという監督が好きなのですが、彼の作品はそう落ち込まない良質なドラマかと思います。たしか「キャリア・ガールズ」という彼の映画はコックニー訛り満載だったと思います。