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答えなしもまた答えなり

「答えなしもまた答えなり」という言葉が好きで良く使います。
何かに思い悩んだり、音楽活動で演奏や曲の出口が見つからない時など、この言葉をつぶやくと「ま、大丈夫か」という気持ちになれる、自分にとっては魔法のような呪文です。

そもそもこの言葉を知ったのは漫画からでした。
80年頃、漫画雑誌「コロコロコミック」に連載していた「とどろけ!一番」という漫画がありました。
当時爆発的な人気をほこっていた「ゲームセンターあらし」がゲームを格闘技にした事で、バトル漫画が続々と現れ始めたこの頃、「とどろけ!一番」は「中学試験」を格闘技にした異色漫画でした。
進学塾を舞台に、書いても書いても減らない!という幻の鉛筆「四菱ハイユニ」を使い、現れる強敵たちを模擬試験!で倒していく主人公「轟一番(とどろき・いちばん)」。必殺技は「答案二枚がえし」(逆立ちして両手で答案用紙を書くという離れ業)など。
絶対折れない芯を装着したシャープペン「パーカシャープペンシル ローリングサンダー」を持つライバル、常仁勝(つねに・まさる)とのマークシート試験対決の際、最終問題がどうしても解けずに悩む一番。
「ははは!俺の勝ちだ!」と勝ち誇る常仁勝。マークシートを埋め尽くした彼に対し、時間になっても一番は最終問題の答えを書けず、一問白紙のまま時間終了。
誰もが常仁勝の勝利と思った所に、塾長(はげ頭にティアドロップのサングラスをかけて強面)が現れ、「勝者は轟一番!」と告げます。
「なぜ!!??」と問いかける常仁に塾長は答えます。
「最終問題は答えが選択肢のなかに無い!(つまり回答しないのが正解)答えなしもまた答えなり!」と告げるのです。

はい。無茶苦茶です。
「こんな理不尽な話があるものか」と幼心に驚愕しもたのを思い出しますが、その時からずっとこの言葉が頭を離れないで、今では座右の銘になりつつある次第です。
出所はこんな感じですが、言葉としてはいい言葉だと思うんですがね。。

「とどろけ!一番」は後半、急にボクシング漫画にシフトチェンジし、ぶっとんだ展開のまま幕を閉じます。
また読み直したいな。。


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by joenakamura | 2011-07-27 22:40 | 考え中 | Comments(4)
Commented by オガワ at 2011-07-28 03:16 x
コメントせずにはいられません。

あのとき、一番は「初めて運を天にまかせる」といって一度は手持ちもハイユニを答案にむけて投げ、当てずっぽうで解答を記入しかけたのですが、そのあとハッ!と気がつき倍速でハイユニを投げ、先に投げたハイユニをはじきとばして解答を中止したのですよね。

いやあ、なつかしい。この一番、お母さんが出生届けを間違えて提出していて、本当は一学年下だったということも発覚し、点数は十分だったのにもかかわらず中学受験に失敗(?)してましたよね。その際、ライバルの常仁勝も対決を続けたいがために中学入学をあきらめる、というありえない決断をしていましたね。本当にメチャクチャ。

いい時代のコロコロでした!(スッキリ)
Commented by joenakamura at 2011-07-28 12:34
>オガワさん
コメントありがとうございます!
よく覚えてますね~、言われてみて詳細がフツフツ蘇ってきました。
無茶苦茶が故、強烈に印象に残る漫画でしたね。
ますます再読したくなってきた!(笑)
Commented by dddddd at 2012-06-08 10:34 x
プラテス三兄弟だよ
Commented by joenakamura at 2012-06-08 14:53
>ddddさん
常仁勝でなくてプラテス三兄弟でしたね。失礼しました。