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アッチョンブリケ

少し前に「ジャングル大帝」の事を書いたり、Twitterで呟いたりしたおかげで手塚治虫熱が盛り上がってきた。氏の作品はかなり沢山持っていたはずなのだが、気がつけば読みたいものが何処にいったかわからなくなっていて悶々とする。誰かに貸したのか、はたまた家の何処かに眠っているのか。ちょっと実家に寄って本の詰まったダンボール箱を漁ってみたいと思う。

そもそも手塚作品に触れ始めたのは小学生半ばの頃だと思う。
この頃手塚作品はちょっとしたブーム再燃の時期で、24時間テレビの目玉として毎年放送される新作アニメ、映画「火の鳥2772」などなど子供心にも手塚漫画は世に浸透していた。(僕が最初に体験したのは実写版「火の鳥」だったが、当時8歳の自分には良くわからなかった笑)

そして「鉄腕アトム」のアニメ第2弾が1980年にスタート。
それに僕と友達は夢中になり、再販されたアトムのカラーコミック、サンコミックスで発売されていた単行本に少ない小遣いをつぎ込んで読みあうようになった。(アニメで悪役として大活躍していた「アトラス」というロボットが原作ではしょぼくて少しガッカリしたものだ)
中でも友達との間で人気だったのは、最近コミックで両作ともリメイクされた「地上最大のロボット」と「青騎士」だった。ロボット同士が戦うこの2作はファンも多く傑作に間違いないが、僕は「ホットドッグ兵団」や後期の「ゾロモンの宝石」と「火星から帰ってきた男 」もヘヴィーで大好きだった。
アニメと違った重い世界感に手塚への興味は一層深まり、幸いにも兄も熱心な手塚ファンで(手塚治虫ファンクラブにも入会していた)こっそりと本棚から「ブラックジャック」を取り出し盗み読みしさらにショックを受けた。
そして同じく兄の本棚から手に取った、変身をテーマにした短編集「メタモルフォーゼ」。
最初に掲載されていた「ザムザ復活」の虫の描写のおどろおどろしさは強烈でトラウマになってている。(この物語はカフカの小説「変身」をモチーフにしているがこの漫画の印象が強すぎて、その後小説を読んでも全く印象に残らなかったくらい)
そんな分けでその後も色々と読み続け(今だ全て読みつくしたわけではありませんが)、物事の多くを氏の漫画から学び、未だにこうやって手塚熱はフツフツと燃え続けている次第。
未読もの読まなきゃ読まなきゃと常に思うのですが「まだ読んでいない手塚作品がある」と思うと少し嬉しくなります。


24時間テレビのアニメスペシャルの傑作「マリンエクスプレス」。これほんと面白かったなぁ。
主題歌は作・編曲はルパンでおなじみの大野雄二、歌はゴダイゴのトミー・スナイダー。


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by joenakamura | 2011-09-13 11:50 | アート・デザイン | Comments(0)