J O E N A K A M U R A B L O G

告白

2年前くらいに話題になった、松たかこ主演の「告白」をDVDで鑑賞。
なんとなく中学校を舞台にしたドロッドロの感じ悪い話だろうなぁと、あまり予備知識もなく見たのですが、意外や意外、純然としたエンターティメント映画で面白かったです。勿論スカっとする話じゃなかったですけど。(原作は未読です)

<ややネタばれあり>
サカキバラ事件以降、どことなく「子供は純真でなく実はモンスターなのよ」っていうのが映画とか漫画で多く描かれていると思うんだけど(まぁそういった話は実は昔っからあるんだけども)、今作も例にもれず、冷酷で残忍でそれでいて頭のキレる中学生(幼い頃にトラウマあり)が事件をおこし、彼に子供を殺された女教師が復讐をするというお話。

色んな登場人物が「告白」していくという多角的な物語の進行はなかなか自分好みでもありましたし、普段は歌舞伎役者の娘さんとして清純?なイメージのある松たかこがキレキレな演技をするのは見応えありました。(ホントはもっとブチギレてるかと思ったけど)
まぁ実際こんな中学生がいるとは思えないし、普通の女教師があそこまでバイタリティ溢れる復讐劇をするとも思えないんだけど、それがかえって「現代社会をうつしだした社会派映画」みたいに重厚にならず(「命」の尊さとか「贖罪」的なところも醸し出していますがベタベタしてない)、フィクションのエンタメサイコミステリー映画!になっていて、感じがよかったです。
オチの後味悪さも大バジェットの邦画によくあるお涙頂戴でなくてよかった。



驚いたのは挿入曲でBorisが使われてた事。
「曲かっこえええ!」ってそっちに気をとれれちゃう箇所も多々あり困りました。
で、主題歌がRadioheadの「Last Flowers」・・・
っていうのは悪くないんだけど(いい曲だし)、邦画の主題歌で大物海外ロックバンドの曲を二次使用するっていうのは(「デスノート」のレッチリとかね)どうも首をかしげちゃいますね。

ま、おかげで昨晩はRadioheadばっかり聞いちゃいましたけど。


[PR]
by joenakamura | 2012-06-15 16:08 | 映画 | Comments(0)