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捨てる

もうすぐ引っ越しをするので不用な物を捨てる日々が続いている。
一度ざっくり不用品をゴミ袋に放り込んだ後、再度吟味して「必要」だったとされるものも「もういいだろう」と諦めゴミ袋に詰め込んでいく。それでもまだまだ家の中にはモノが溢れている。こんなにも色んなモノと生活していたのかと思うとちょっと薄ら寒くもなる。

自分は収集癖がある方ではないのだが、家の中にはレコード、CD、本、洋服の類がそれはもうずっしりと鎮座していた。
レコードとCDはどうにもこうにも捨てられないので自然と矛先は本と洋服に向けられる。
若かりし頃に身に付けていたイカしたブーツやコート、毎号買っていた音楽雑誌。
「ああ、これは勿体ないなぁ」、「これは売れば価値があるだろうな」という観点からすればどれもこれも捨てられない品であるのだが、「無くても生きていけるだろう」と視点を変えれば大凡のものがゴミ袋行きだ。感謝を込めてさようならを言いながら残酷にゴミ袋に放り込んでいく。

面倒なのが、こんなゴミ捨て作業をしていると、その物を手に入れた時の記憶が次々とフラッシュバックして頭を中を惑わすことだ。ちょっとしたタイムトリップをしているような気持になるが、そこに身を投じると何時までも作業が終わらなくなってしまう。
ハッピーズ時代から歌詞を書きためたノートも十冊ほど出て来た。ノートの表紙を見るだけでちょっとキュンとなるのだが全部捨てることにした。言葉はまた新しく書けばいい。

相当な数のゴミを捨てたはずなのに家の中は未だスッキリとしない。
ふるいの網目をもっと緩くすべきなのだろうか。
まだまだこんな日々は続く。
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by joenakamura | 2012-09-07 01:21 | 生活 | Comments(0)