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サニーデイとGREAT3

昨夜は渋谷クアトロへ。
サニーデイサービスとGREAT3のライブ。
十数年前、この2組でのライブが行われた時のポスターがクアトロ入り口で出迎えてくれる。(友人のイラストレーター、おがわまさひろ君作)曽我部君が家にあったものを持ってきたそうだ。当時クイックジャパン誌で曽我部君が「GREAT3とライブをやりたいな、グレートフルデッドのライブみたいに」と話していた通りのサイケデリクなデザイン。「ああ、懐かしい」と写真を撮る。

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しかしながらお互いのライブは懐かしさとは無縁の、現在の進化・深化した素晴らしい演奏で正に「今」を感じさせるものでした。古い楽曲達は「昨日書きました」といわれてもおかしくない瑞々しさを醸し出し、それでいて十数年の深みも感じさせるという矛盾したものが違和感なく同居している不思議な感触。

サニーデイサービスはサポートメンバー無しの3人での演奏。
骨組みをむき出しにしたようなガレージサウンドは青白く燃える炎のようで、アルバム「24時」からの「僕は死ぬのさ」のヘヴィな音塊にはとても痺れさせられました。

そしてGREAT3。サポートギターに長田さん、鍵盤に堀江さんを加えた5人編成。
新曲「Emotion」で始まったステージは多幸感と鬼気迫る焦燥感が渾然一体となったような素晴らしいものでした。
GREAT3の楽曲(特に歌詞)は何時もどこかしら死や狂気をはらませていると僕は感じるのだけれど、それすらもキラキラと輝いていて、活動休止前と一味違う包み込んでくれるような優しさがあった気がします。
大好きな「R.I.P.」という曲の「苦しめば/死ぬまで/泣いてすがって何度も/やり直し/情け容赦/無くて当然/こんがらがった人生/因果応報」という繰り返されるフレーズを聞きながら何だか涙が出そうになったのは、その言葉に救いが無いからではなく、因果応報すらも抱え込んで進んでいくしかないんだ、と彼らが手を差し伸べているような気がしたからに他なりません。

古くから知り合いでほぼ同年代の2つのバンドがこうやって「今現在」の音を鳴らしてくれた渋谷の夜。とても感動的でした。ありがとう。俺もまだまだ頑張らないと。今度の日曜日のライブはこの気持ちを抱いて気張っていきたいと思います。

あと一足先に聞かせてもらったGREAT3のニューアルバム、ほんと素晴らしいですよ。大傑作です。




僕の次回ライブ。久々一人での演奏だけど頑張ります。
3人でのセッションもあります!
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2012年11月18日(日)「a tale of poor talker」
会場:南青山 Lunar
出演:
・tonco
・中村ジョー
・河合耕平

開場:17:00 開演:18:00 チャージ:2000円(+order)
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by joenakamura | 2012-11-15 12:08 | 音楽 | Comments(0)