J O E N A K A M U R A B L O G

ロックとは

昨夜は大好きなBEEP!でライブだった。
自分の部屋でライブしているような自由な空間。
客観的には面白いのか全くわからないけど、僕は最高に楽しかった。
BEEP!は今月で閉店してしまう。
その最期まじかに、こうやって演奏できたのは、本当に本望だ。
BEEP!に関しては言いたい事は山ほどあるけど、
これはまたいつか書くことにしよう。


ある晩、東高円寺のあるバーで
あるM8BのギターのKさんと話す機会があった。もう大先輩の方。
僕が弾き語りを始めて間もない頃のこと。
バンド形式を離れて、今までのように、衣装を着たり、
ある種の様式美から離れたいと思っていた僕は
「なるべく自分を作らないで、自然に、自分の部屋のようなライブがしたいんですよ」
みたいな話をした。
するとK氏は
「演奏する側が、そんな風に完全になることはないよ。
もしやってとしても、自然体を意識してやっているだけだよ。
自分の生活をそのままステージに持ち込むのは無理だよ」と話してくれた。
当たり前と言えば当たり前のこと。
演奏するという行為を見せる、ということ自体が自然体でないのはあきらかで
絶対に「見せよう」という意識が働くのは、当たり前のことである。
安易に自然体風を装うことを考えた自分を恥ずかしく思った。

その後、しばし、そのことで思案したのだが
結局、最善なのは、あくまでステージで「その瞬間に素でいられるか」という
(「素」という意識すらなく、ただ我武者羅に演奏すると言ったほうがいいけども)
自分なりの結論に落ち着いた。
というか、それしか出来ないのである。良くも悪くもこればかりは仕方がない。

ある日敬愛するフリクションのRECK氏のインタビューで
「ロックのプロフェッショナルは、その時の自分をさらけだすことだ」
と言ったものを読んだとき、目から鱗が落ちた。
やはり、そうなのだ。
なんとなしにわかってはいても、
こんな風に言葉で背を押されると嬉しくなった。

どんなにメロウな曲をやっても僕はその事を肝に銘じていたい。
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by joenakamura | 2006-05-19 04:39 | 音楽 | Comments(0)