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虚構KYOKOU

タイでクーデターが起きて政権が変わって、
自民党の総裁選が思ったとうりの結果で終わった。

ここ数日も、忙しい日々で、打ち合わせなどで地下鉄にまたよく乗った。
前に書いたような電車内での恐ろしい空想にもいくらか慣れて
ちょっとした合間に文庫本を読むのが楽しかったりする。

古本屋で買ったまま、忘れていた筒井康隆の対談集を
読んでるのだけれどとても面白い。
筒井氏は度々、作品は「虚構」であるから面白いと語るのだが
なかなかそそられる話である。

2つあった打ち合わせの合間に少し時間があったので
久々にファミレスに入った。(喫茶店らしきものが側に他になかったのである)
ゆっくりと暮れていく夕方の最中、ノートPCでいくらか仕事をしていると
急にここは何処なのか、現実か夢かわからなくなる気がした。
まるで書き割りのようなファミレスの壁が、ドーンと全部外側に倒れて
荒野にただヒトリ、ぽつんと残される、そんな変な妄想が頭をよぎる。
馬鹿馬鹿しくも、空恐ろしい空想。さっき読んだ筒井氏の対談集のせいかもしれない。

そういえば、最後の最後で、今の妄想のような壮大なる楽屋落ちののような
クライマックスを迎えるホドロフスキー監督の「ホーリー・マウンテン」という映画があった。
あの映画はスケールのでかさと、
子供の狂った冗談がまざってるみたいで大好きだ。


今日はベス・オートンを聞いている。
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by joenakamura | 2006-09-21 02:21 | 生活 | Comments(2)
Commented by ryouko at 2006-09-24 03:03 x
ジョーさん、こんばんは
いつもこのブログを楽しみに読んでいます。ジョーさんの
文学的?で味のある文章も音楽同様好きです。
この「虚構」の日記は、個人的にとてもわかる!と思い、
初めて書き込みます(BBSには2―3回書き込んだことが
あります)。

私も、よく一人でぶらぶらしていた大学生の頃、この
周囲の現実が書割のように思えて、特に夕暮れ時、奇妙な不安な気持ちになったのを覚えています。ムンクやクリムト、エゴン・シーレの画集をそんな時本屋でめくると、
そっちの世界の方がホントに思えて、吸い込まれそうになったり(笑)。

ホドロフスキーは、「エル・トポ」も素晴らしいですよね!
あの純愛には泣けてしまいます。

今日は大島渚の「帰ってきたヨッパライ」をDVDで観て、
何回も虚構が夢としてひっくりかえるところも面白かったです。それでは、また!
Commented by joenakamura at 2006-09-25 00:54
>ryoukoさん
どうもです。共感してもらえて恐縮ですw
「エルトポ」もいいよねぇ。持ってないのでDVD欲しいなぁ。
あの色彩感がすごく綺麗だった。
「虚構映画」といえば、ともかく「マルホランドドライブ」がほんとはベストですけどね。あれからどれだけ色んなものを貰ったか。。。
でも、現実生活の中で、そんな感覚になったとき戻って来れなくなったらやばいよねw