J O E N A K A M U R A B L O G

言葉のなきがら

仕事場の本棚に無造作に数冊ノートが刺さっている。
ハッピーズの後半からJOEYの頃の歌詞を書きなぐったノートである。

ボロボロになったノートをたまにパラパラめくってみると、
あの頃の感覚が甦ってくる。
中には全く曲にならず、ボツになったものをあるし、
レコードに入った曲でもかなり改変されているものもある。

例えばJOEYのファーストに入っている「骸骨自動車」は
もともと「格好いい車」というタイトルだった。
最初はルーリードのような曲で、歌詞ももっと淡々として
次第にあのような曲になった。内容も始めはもっともっとシニカルだった。

色々読み返していくと未完の、一行、二行くらいの言葉のなきがらが
ノートに記してあって、自分が書いたことなのに、「はっ」っとさせられる時がある。
まさか書きなぐった当時は数年後自分がこんな風に思うとはいざ知らず。

そうやって、また、
こんななきがらをすくい上げて、新しい歌になったりしたら面白いなぁと思う。
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by joenakamura | 2007-06-01 02:53 | 音楽 | Comments(2)
Commented by saka.m at 2007-06-02 01:44 x
少し 話は違いますが。

私は「かつて自分が綴った言葉が、
現在の悩みを解決する糸口になった」ことがありました。
なんだか ドキッとしますよね。
過去の自分の方が 実は先にいて、
今の自分が やって来るのを待っていたかのような。。。

なーんてね。
Commented by joenakamura at 2007-06-03 03:55
>sakaさん
うん、そういった事ってあるよね。
基本、ものごとは単純な一本道だとは思ってるんだけど
過去の自分に気が付かせられたりするのはホント面白い。
結局、最後の最後で辻褄が合うのかなぁ。。なんてね。