J O E N A K A M U R A B L O G

ブレードランナー2049

朝、生業へ向かう途中によく出会う超絶な美人が居る。
長身で高いヒールを履き、長い足をミニスカートから突き出し、茶色く軽くウェーブのかかった髪を揺らしながら歩く姿は、人間と言うよりさながら動くマネキンのようで、ロキシーミュージックのジャケや山口はるみのイラストから飛び出してきたのかと思える程。夜更けに出会うのならまだしも、いったい何の仕事をしている人なのだろうか。まるで人造人間のようだ。


人造人間といえばレプリカント。
カルトSF映画の「ブレードランナー」、SF好きのご多聞に漏れず自分も大好きな作品で、これまで何度見返したかわからない1本。
30年ぶりの続編「ブレードランナー2049」が公開という事で早速初日に観にいってきた。
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<以下ネタバレあり。未見の人ご注意>











前作の世界観を踏まえての続編、好きな監督であるドゥニ・ヴィルヌーヴ節も十分楽しめたのだが、前作の「フィルム・ノワール」感とは違う作風や内容がどうも腑に落ちず、観終えて数日悶々と過ごしていたのだが、ネットで色んな感想を拾っていると、主人公Kの恋人の人工知能「ジョイ」を手塚治虫の漫画「火の鳥・未来編」のムーピーに例えている人がいて、それを読んで「ああ、これは手塚漫画だ!」と目から鱗が落ちたのだった。
設定、内容は勿論違うとして、先述の「火の鳥・未来編」や「アトムの最後」等で描かれていたロボットの悲哀、生命とは何かという感触が自分内で「ブレードランナー2049」とシンクロしたのである。(あくまで個人的感想です)

そんな思いを確かめようと再度劇場へ足を運ぶと、前作の呪縛から逃れより素直に鑑賞でき、最後のKの笑顔を見てついには涙腺が決壊したのでありました。

もうこれ以上の「ブレードランナー」の続編は個人的はいらないけれど、手塚プロがフルアニメでリメイクするなら観てみたい気がする。

とりあえずもう一回「ブレードランナー2049」観たい。


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# by joenakamura | 2017-11-07 13:27 | 映画 | Comments(0)

ライブ記録(17.10.11)

気づけばあれから10日も経ってしまった。
10月11日の水曜日は年内で閉店する新宿JAMにてイーストウッズ企画のライブ。
新宿JAMといえば、若かりし20代前半、ザ・ハッピーズ(当時は阿佐ヶ谷ハッピーズ)で初めてライブハウスオーディションを受けた箱で、そこでヘアと出会い自分の人生が変わった(狂わされた)感慨深い場所。
積もる思い出は山ほどあれど語っていたら延々とキリがないので先に進む。その頃の話はまたいつか。

本企画、閉店するJAMでどうしてもライブがやりたくてJAMに問い合わせていたのだが、なかなかバンドとのスケジュールが合わず、「もう演奏は無理かな、、、」と半ば諦めていた矢先の9月初旬に「10/11はどうでしょう?」と連絡をもらい、バンドメンバー的にはなかなか強行スケジュールだったが何とか演奏可能との事、ゴーサインを出した次第。
開催まで1カ月ほど、共演オファーで色々誘うバンドも日程的になかなかスケジュールがあわず焦りながらも、カジヒデキさん、Sloppy Joeの2組が決定、選曲ではサニーディ田中君も参加できることに。一気に楽しみがアップする。
イベントタイトルは、先日イーストウッズのレコ発で掲げた「Hello Citylights!」に「Goodbye JAM」をプラスした新旧が重なる名前にした。

そしてイベント当日。
久々に訪れたJAMは20代の頃親しんだ姿とは少し形を変えていたが、あの地下の独特の雰囲気はいまだ健在、「こんなに天井って低かったっけな」と思いながらも感傷に浸る間もなくイベントは開始。
自分の賑やかし選曲の後に、Sloppy Joe、田中君のDJ、カジヒデキバンドと続きイーストウッズの出番。僕らはハッピーズの曲や、当時やってたカバー等は全くやらずイーストウッズのいつもの姿で演奏した。
どのバンドも感傷に浸らず「今」の最高の状態のまま、JAMで演奏する姿に感無量。そう、こういう感じじゃなきゃダメなんだよ!と嬉しくなった。
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Photo by yukiko Ono

終演後、田中君に無理にDJ延長をお願いして、懐かしい話し声と共に夜は更けていくが、気づけば深い時間で時間切れ、イベントは終了。このまま朝まで遊びたい気持ちを抑え帰路へ向かう。

バタバタした夜が明け、翌日になって「ああ、久々にJAMで演奏できたんだな…」とようやくシミジミと振り返る。きっとあのJAMの入ったビルが無くなった後に怒涛のように悲しみが押し寄せるのだろうが、何か役目を果たせたような清々しい気持ちになった。
たかがライブハウス、されどライブハウス。
ほんとJAMで再度ライブが出来て良かった。

平日ながら沢山遊びにきてくれた皆さん、共演してくれたSloppy Joe、カジヒデキバンド、田中君、そしてJAMスタッフの皆さん、イベントを手伝ってくれたnecoさん、撮影してくれたyukiko Onoさん、有難うございました。

でも終わりは始まりなんだよ。またどこかで!




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# by joenakamura | 2017-10-21 22:38 | 音楽 | Comments(0)

ライブ記録(17.10.08)

日曜はUFOクラブで「中村ジョー&リトルイーストウッズ」のライブ。
「HAVING A RAVE UP~Back To Modern World~」と銘打ったイベントで、共演は90年代に新宿ジャムで育ったようなバンド達ばかり。
THE MOUSEにジュリー田中&ジーノロワイヤル、Motel’s Sofa、
DJはネモト・ド・ショボーレとフミヤマウチ氏の両人。
懐かしさもあれど、皆当時の焼き直しではなく、現在の音を鳴らしていたのが素敵だった。そう懐かしさに溺れてはいけない。

リトルイーストウッズは、最後は本家から三橋&国見さんのホーン隊を加え2曲演奏。初の試みだったけどどうだったろう?

以下セットリスト
・Talk to me(リトル・ウィリー・ジョンのカバー)
・さよならだって素敵なもんさ
・書割の街
・ダウンタウンのルージー
・何処へいっても(山口冨士夫のカバー)
・ギミリトルサイン(ブレントン・ウッドのカバー)
・バイバイベイビー(久保田麻琴と夕焼け楽団のカバー)
・君は馬鹿だな
・バイバイシティライツ

本家でやらない泥臭いカバーもやれて楽しかった。
ドラムが居ない分、迫力には欠けるリトルイーストウッズだけれど、これはこれでなかなか悪くないと思う。次回やる時は何か新カバーが出来るといいな。
イベントは最後まで盛況で、懐かしいお客さんの顔も沢山。ある意味お客さん達が一番パワフルだったかもしれない。
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# by joenakamura | 2017-10-13 13:53 | 音楽 | Comments(0)

ライブ記録(17.10.01)

10月である。今年も残すところ後3カ月。
夏の名残りを纏った9月の匂いが香る10月1日、ケンティ君率いる「ポンティアック・パン」のゲストVoとして高円寺のShowBoatでのライブに参加、実に楽しい晩となった。

ShowBoatで演奏するのは昨年の8月終わりににイーストウッズで出演して以来だ。その時の共演はニーネとはいからさん。
その日はちょうど高円寺が阿波踊りで沸き立っている日で、ドラムのゆう子さんが人波に押されなかなか会場に辿りつけず、本番15分前ににようやく到着、冷や冷やしたのを思い出す。

さて、今回のポンティアック・パン、ウォッカコリンズのカバーとケンティオリジナル曲を合わせたセットリスト。
僕は、昔ファイルレコードでリリースされたT-REXトリビュート盤「X-REX」でハッピーズでカバーした「20センチュリーボーイ」とムッシュかまやつ氏の「のんびりいくさ」の2曲をメインボーカルで、そして最後に演奏のウォッカ・コリンズ「サンズ・オブ・タイム」ではケンティと一緒に歌わせてもらった。
スマイルで月一開催のラウンジDJイベントでいつも一緒のカミちゃん、ノギー、上妻君がメンバーの「ポンティアック・パン」、知った顔で和やかでいながらブギーでグラマラスな演奏で良かったと思う。ケンティの歌も、びっくりするくらい上手くなっていてイカしていた。
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写真は遊びにきてくれた野戸君のをリポストしたケンティ君から拝借。

そして次に登場のヤング・パリジャン。そしてトリのオレンジズ。
片やグリッター、片やバブルガム、と言い切るのはおこがましいが、とにかく好きなサウンドを追及するバンドの素晴らしいステージ。感服そして感動の嵐。
オレンジズのラスト曲はベイシティローラーズの「サタデイナイト」のカバー。
ゲストVoで僕とヤング・パリジャンのツネさん、ギターでケンティが参加、これまた最高のフィナーレ。
終演後の飲みもとても楽しく良い晩はあっという間に更けていった次第。
元来、T-REXに心酔し、ハッピーズのインディーズ時代の後期は「メタルグルー」をカバーしたり、グラム歌謡なオリジナルも歌っていた自分。グラムな心が痺れる素敵な夜となりました。また、こういった機会があるといいな。

最後に蛇足に録音する事のなかったハッピーズのグラム歌謡曲「エレクトリック・カウボーイ」をどうぞ。




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# by joenakamura | 2017-10-05 22:36 | 音楽 | Comments(0)